
あんなに毎日暑かったのに、気づけば朝晩肌寒いくらいで、そろそろあったかい煮込みやおでんが恋しくなる季節......
ここ数年、我が家の定番おでんは、
静岡おでん
静岡おでんは、牛スジ・鳥皮・豚モツ等、肉でダシをとった醤油ベースの真っ黒なダシ汁で煮込んだおでん。色は黒いけど、塩味はきつくないんです。
串刺しになっていて、種はイワシのすり身を固めた「黒はんぺん」やトロリと煮込まれた「豚モツ」、蒲鉾より柔らかい「白焼き」等、他の地域では見られないおでんダネが人気。
それに“だし粉”というふりかけをかけるのが特徴です。
「にぼし粉」と混ぜたら、もっと雰囲気が出るのかも。
ちょっと手間はかかるけど、しっかり煮込んだおでんの旨さは格別!
今年は何回登場するでしょうか??
はりきって、作ってみよう!!

うちのおでん、覚え書
◆静岡おでん◆
材料 (4人分)
【牛すじ下準備】
牛すじ200g 水1リットル 濃口醤油 大さじ1
【おでんの具】※おこのみでいろいろ追加してください。
コンニャク1/2枚 黒はんぺん4枚 大根1/2本 早煮昆布15cm長さ 8枚 卵4個 (ゆでる)
豚モツ200g ごぼう巻き4本 焼きちくわ 4本 がんも 2枚
【だし汁】
水 1リットル かつお節(厚削り)20g
砂糖 大さじ2 みりん 大さじ2 濃口醤油 大さじ4 酒 大さじ2 塩少々
【だし粉】
青のり適宜 だし粉又はかつお粉適宜 からし少々
・牛すじの下準備
牛すじを茹でて、ゆで汁は捨てる(すじによっては、2~3回茹でる)。鍋にその牛すじと水1リットルを入れ、火にかける。煮立ったら醤油大さじ1弱を入れて1時間ほど煮る(汁が半分になるくらい)。牛すじは一口大に切り、煮汁につけておく。
・豚モツの下準備
豚モツは1~2回茹でて水で洗い、圧力鍋に酒少々と水を2カップと共に入れて、中火にかけ、錘が回りだしたら弱火にして20分加熱し、ざっと水洗いしてから、竹串に刺しておく。
1.深鍋に水1リットルを沸騰させ、かつお節を入れて2~3分煮たら、漉してだし汁を作る。
2.コンニャクを三角に4つに切り、下茹でする。大根は4つに輪切りにして真ん中に2~3本、包丁目を入れて下茹でする。昆布は結ぶ。卵は堅茹でにして皮をむく。ごぼう巻きとがんもは熱湯をかけて、油抜きする。竹輪は斜め2つ切りにする。
3.(2)のおでん種に串をさして、(1)の深鍋に立てて入れる。豚モツも同様に。
4.下準備した牛すじを煮汁ごと深鍋に加え、だし汁の残りの調味料を入れて弱火で2時間以上煮込む。煮汁が少ないようだったら水を足し、途中で味をみて、醤油、みりん、塩などを適宜追加。
5.出来上がったら器に盛り、青海苔とかつお粉を振りかけて、からしを添えていただきます。
※おでんを食べ終わったら、煮汁を漉して、冷凍しておき、次回のだし汁に加えるとおいしい!

焼いただけでもおいしい!黒はんぺん。
お酒がすすんじゃうね~♪


静岡おでんにはやっぱり、静岡のお酒!「磯自慢

なんだか品薄だなーって思ったら、洞爺湖サミットで出されてから人気爆発なんだとか...
うれしいような、悲しいような...
値段が急上昇しないといいんだけど...(T_T)
これ、一品、一品出したら、フルコースになりそうなおでんだ。
2時間コトコト煮込むなんて手間かかってるなぁ。それだけ旨味
がぎっと染みて美味しそう☆☆
静岡までは醤油ベースなんだっけか。
↓確か小林かつよも、かけ回し寿司といって
まぜないで作ってた。母の味はちゃんと受け継がれて
ゆくんだね。
しょうが味噌つけたり、鰹節だったり、おでんも地域で色々違うよねー。
静岡はけっこうお醤油色濃いかと思う。
塩おでんもつくるけど、最近はもっぱらこっちかな。
2時間どころじゃなく、毎日煮返して、結構長らく食べるのよ。
別鍋に移して、水菜やささがきごぼう入れて小鍋仕立てにしたりとか(池波正太郎風?)
留守にして、煮汁が台無しになると結構凹む.....。
テレビでケンタロウを見るたびに、小林カツ代さん復帰しないかなーって思うけど、さすがに母の味の要点は受け継がれているのかな?
粉ものこねてるときは、腕毛が気になってちょっと食欲なくなるけど.....。